最近つくづく思うのだけれども、ビジネスの本質的なものはとても単純だと思う。
じゃあビジネスの本質はなんだと言う話しになるのだけれども、どんなビジネスでも、ものすごく単純化して伝えると、それは「120%の価値を顧客に与えてあげること」だと思う。
「え?100%じゃないの?」と思うあなたもいるかも知れないけれども、残念ながら100%程度じゃ、本当の意味であなたの顧客にはならない。その上をいく120%じゃなければならない。
もちろんそれぞれの顧客の中で価値基準は違うし、とても難しいことではあるけれども・・・。じゃあどうやって私たちが120%の満足を顧客に与えてあげるのかと言えば、その方法論は無限にあるけれども、やっぱり一番はあなたの商品やサービスを求めている熱狂的なごくごく一部の人、にアプローチして行くことだと思う。絞りぬくことで相手のニーズにこたえることが出来る確立が格段に高くなる。
例えば、あなたの所属する部署の全員のニーズにはこたえることができなくても、その中のたった一人のニーズにこたえることなら比較的容易じゃないですか?
それがスキマをついていくということ。つまりはニッチなビジネス。
※ニッチ市場(にっちしじょう、Niche market)とは市場全体の一部を構成する特定のニーズ(需要、客層)を持つ規模の小さい市場のこと。
・・・というか、今の時代は特に顧客が複雑化しているので絞って絞ってその絞りぬいた一部の人たちに最大限の満足を与えることがとても大事。
だから、まずは目の前のお客様を120%満足させてください。そのたった一人の熱狂的な満足から全てのビジネスは派生して行きます。たった一人のお客様から声を拾うことで必ずビジネスは大きくなって行きます。
・・・とはいうものの、もちろんビジネスの本質はものすごく単純だけれども、ビジネスというステージはとても複雑怪奇。様々なものが複雑に絡み合っているから当然のことなんですけどね・・・。でも、複雑なものを単純化してとらえることで見えてくるものも多いのであえて書いてみました。
糸井重里も「今日のダーリン」の中で下記のように言っている。
濃く本気なものが、薄い興味の人たちにも支持されたら勝ち。
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