私のブラック企業体験記も遂にクライマックスを迎える。
全ては私とKが白髪のクラッシャー上司と会食をするところから始まる。私とKは白髪のクラッシャー上司と、全く使えない営業2部の部長に呼び出され会食をすることとなった。
そこでの会話は建前上は、私たちの悩み相談というものだった。しかしそれはあくまで建前であり、実際の会話とは大きく乖離していた。その実態はふたを開けてみれば単なる「詰め会」。しかも仕事の詰め会ではなく、ご飯の食べ方がおかしいなどと言った、よくわからないことをあーだこーだ言われる詰め会だった。
私はそれに耐えていたのだが、遂にKがしびれをきらし、白髪のクラッシャー上司スネークに言い寄った。そこからはひどいものだった。完全なる個室で3時間に渡り、説教を受けた。しかも、お酒が入っているものだから、クラッシャー上司は普段のストレスをぶちまけるかのように私たちに強くあたった。
例えば、飲み方が悪い、食べ方が気に入らない、箸の持ち方がおかしいなど、全く仕事とは関係のない会話が繰り広げられた。私たちの悩みなど一切聞いてもらえず、一方的に詰められることとなった。
私はその場では黙って耐えていたが、私はこのことが発端となり、クラッシャー上司と、このあと対峙することとなる。そして、それは周囲を巻き込んだ社内戦争へと勃発していった。
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