私の体調は悪化の一途を辿るばかりだった。この先のことを考えるといてもたってもいられなくなったのだ。そして私が体調を壊したのとほぼ同時に、Kも病気を患った。そう思っていた折、しばらくすると、私は会社の会議室に呼び出された。そこにはKもいた。そして営業二部の部長、それに松堀までもがいた。
どうやら松堀の取り計らいで、三者間協議を開いたらしい。
なぜかそこにはブラック企業人事担当者の村田もいた。どうやらこの三者間協議は会社の中で大事となっているらしい。三者間協議の内容はどうやら両者の相互理解並びに和解のためだとのことだった。
しかし、その協議は一方的にクラッシャー上司スネークによって意図的に操作される内容で終わった。全てがクラッシャー上司スネークにとって都合よく解釈され、私たちに一方的に同意を求める内容だった。
状況は私たちに不利に働き、ついには2時間ほどがたち、時間だということで終わった。
私は納得のいかない様子で部屋を出て、それはKもまた同じだったように思う。
しかしこのあと、思いがけないところから私のクラッシャー上司への逆襲劇がはじまる。
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