【ブラック企業体験談】クラッシャー上司、対策包囲網を張る私、改革の準備は徐々に出来ていた・・・しかし。

私が、副社長シゲキと協力体制を築く少しまえ、実は大須とも協力体制をとっていた。

 

ブラック企業に入社後大須もすぐに社内が異常なことには気がついていた。だからどうして、どのように改革を進めるべきか迷っていた。そこに調度タイミングよく私の一連の出来事による話があり、そこで私と利害は一致し、話を進めていくこととなった。

 

私はKと大須とお酒の席を設け、改善すべき点を話し合った。

 

大須によると全ての改革までに五年は要するというものだった。私とKは「五年も待てない、一刻も早くこの状況を改善してくれ」と大須に願い出た。しかし回答はやはりすぐにはかえることが出来ないというものだった。

 

わかっていたが、これからのことを思うと気が重くなった。おそらくこの後、クラッシャー上司からの反撃はあるだろう・・・。それに打ち勝つ為には今すぐに関係各部署と連携し改革を行なっていかなくてはならない・・・。

 

しかし、それには時間がかかるという。

 

私はクラッシャー上司がどのような手に出て来るのかはわからないと思い、焦っていた。クラッシャー上司も馬鹿ではない。どこかで交戦をしかけてくるはずだ。何せ、自分の社内でのポジションが上場企業の看板をぶら下げ、何処かから来た新人に荒らされようとしているのだから気が気で無いことは誰がみても明らかだった。

 

そして、それは時を間もなくして訪れることとなった。

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