ゴールデンウィークも最終日ですね。
このブログを読んで頂いているあなたは、どんな休日を過ごしたのでしょうか。僕はというと、埼玉県の秩父(長瀞)に行ったり、神奈川県の鎌倉(鶴ケ丘八幡宮など)を散策したりと、毎日どこかに出かけているという、振り返ってみると、なんだか慌ただしい休日を過ごしてしまいました。
その合間の時間を使って、たまりにたまっていたビジネス書をさくっと読み進めていたのですが、ビジネス書を読んでいて改めて思ったことがあります。
それは多くのビジネス上のヒントは、ビジネス書の中ではなく、日常に落ちているということ。
もちろんビジネス書にも多くのヒントが詰め込まれていますが、今回の体験を通してそれ以上に、やっぱりビジネス上のヒントは普段の生活の中に落ちているんだなと思ったわけです。
それもそのはずで、まず大前提として人間と言うのはやはり五感を使って記憶する生き物で、活字だけの情報ではなく、実際に「体験する」ことによって深く記憶に刻まれて行くし、実際に「みたり」「きいたり」「かんじたり」して得た情報と言うものはやはり、他のなによりも大事な一次情報となるからです。
例えば僕の場合、旅先でのちょっとした会話や、旅先でみたり感じたりしたものからヒントを得ることなんてものすごく多いし、そこから自分なりにぐしゃぐしゃと頭の中でこねくり回し工夫することでオリジナルをつくり上げて行くことはしょっちゅうあります。
もちろんそう言った情報も、土台がしっかりしていないと何の意味も持たないわけですから、そう言った意味でベースとなる知識や情報は本などで適宜取り入れることが大事です(ベースが出来ていない人は特に)。
ですが、ある一低レベルに達すると、本で得ることの出来る情報の価値はガクッと下がります(もちろんゼロではありません。ただ情報の質が変わるだけです)。
それよりも普段の生活から得る情報の方が格段に価値が高くなる。実際に体験して集めた情報と言うものはあなただけの貴重な情報な訳ですから考えてみれば当たり前のことですよね。
だからある程度のレベルにまで達すると、普段みている視点を変えて行く必要があります。ちょっと角度をかえてみたり、ちょっとだけずらして物事を考えてみたり、そう言ったことが非常に大事になります。
例えば同じ場所でも、見る高さを変えることによって見える景色って全然違いますよね。それと非常に感覚が近いと思います。
考えてみれば当たり前のことですよね。だってビジネスは結局は、本やインターネットの中ではなく現実の世界で起きているわけですから。
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