私が転職したブラック企業にはシュレッダーが存在しなかった。そのため、顧客情報はそのままゴミ箱行き。ただ丸めるだけなので同業他社が顧客情報を盗もうと思えば容易に情報を盗むことが出来るほどセキュリティが甘かった。
重要な情報が記載されている書類をちぎることさえせず、ただ丸めるだけの処理だけしかしていない誰でも閲覧できる状態で透明なビニール袋にそのままドサッと入れられ処理されていたため、外部の人間が情報を盗むことは容易い。
中にはクライアントがどれくらいの額の取引を結んでおり、どのような取引の内容であるのか等、同業他社にとって都合の良い情報が含まれている書類もあったし、機密情報を含め、クライアントにとっても外部へ情報が流れてしまったら困る、流出を避けたい情報もあった。しかし私が転職したブラック企業ではそれを当然のように何も処理せずゴミ箱へと捨てる。
そして誰もそれを疑問に思っておらず、その処理の方法が普通だと考えられていた。古い業界ならではなのかもしれないが、そもそも、機密情報という意識がまったくなく、また危機感も感じられなかった。
例えばそれらの書類が悪意のある第三者の手に渡ってしまえば、ブラック企業だけの被害だけでは済まされない。関係者に多大なる迷惑をかけてしまうことになる。取引の額が大きな企業になればなるほdp、甚大なる被害を及ぼすこともあるだろう。
ブラック企業は社員だけではなく、ブラック企業と取引を結んだ企業さえも不幸にする。ブラック企業に勤めた経験から私はそう思う。
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[…] 【ブラック企業体験談】シュレッダーもなく顧客情報が外部へだだ漏れのブラック企業。 […]