【ブラック企業体験談】無謀な引き継ぎの計画と、ブラック企業上層部の副社長シゲキの実態。
私の同期入社である、Kが高崎から引き継ぐクライアントは200件あった。しかし、高崎は次月頭に異動することが決定しており、残された時間はわずかばかりしか用意されていなかった。 そんなものだから高崎は到底、叶う...
私の同期入社である、Kが高崎から引き継ぐクライアントは200件あった。しかし、高崎は次月頭に異動することが決定しており、残された時間はわずかばかりしか用意されていなかった。 そんなものだから高崎は到底、叶う...
私はその日、初めてKの置かれている状況をきくことになった。以前からKの様子はおかしいとは思っていたのだが、私の想像以上にKの置かれている状況はひどいものだった。 まず、営業部に配属された初日からKはクライア...
話は大須がブラック企業に転職してくる前にさかのぼる。私は何度も同期入社であるKを慮りKを飲みに誘った。何故なら私の同期入社であるKは、日に日に顔色が悪くなっており、目の下に隈が黒く残り、活力がなく、いつも何かにおびえたよ...
経営戦略室に入社した大須は私がブラック企業に転職してしばらくしてから転職してきた人間だ。一般的に仕事盛りと呼ばれる40代での転職。失敗すれば、恐らく後はない。そんな状況での転職であったから、おそらく自分の能力に自信があっ...
私が転職してしばらくするとブラック企業内に経営戦略室が創設された。そしてその経営戦略室に転職してきたのが大須だった。大須は社外からの引き抜きではあるが他業界からの転職組だった。ではなぜ40代の脂がのった年齢の大須がブラッ...