なんでもそうだけれども、お客さんをお腹いっぱいにさせてはダメだと思います。そこで満足してしまうから。
ビジネスにおいて、あえてお腹をいっぱいにさせないというのは非常に大事なことだと思います(「お腹をいっぱい」というのは隠喩です)。
ビジネスである以上、あなたを信頼して継続的にお金を落として頂く、つまりあなたの本当のお客さんとなって頂くためには120%の価値を提供しなければいけませんが、お腹いっぱいにさせてはダメ。ダメと言うよりかはあまり利口ではない方法です。
だってそこで満足してしまうから。いささか、テクニック的な話しになってしまいますが、「あえて不満足の部分を残す」ことに大きな意味があります。
例えば飲食店などでもそうですよね。お腹いっぱいではなく腹八分目辺りがやっぱりとても心地よく、また次も来たいと思うのではないでしょうか。
これは言い換えれば、期待には120%答えなければなりませんが、そこで完結させるような形ではダメだということです。
次を期待させるような仕組みをつくらなくてはならない。だから、そこで満足させてはならない。もちろんその「次の何か」はあなたにしかわかりませんし、あなたのお客さんしか知りません。
もっと身近な例で言えば、音楽番組などもそうですよね。売り上げランキングなどで、あえてサビの部分(一番盛り上がる部分)だけちょっとだけ見せて、もっと聞きたいという視聴者の心理を煽っています。
全部見せるのではなく、あえて一部だけをみせること(不満足の部分を残す)によって購買意欲をかき立てることができるのです。
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