ハマってしまいがちな甘い罠と、単純なビジネスという仕組み。

世の中に溢れている自己啓発書のほとんどは読んでも意味のないものが多い。

 

自己啓発書の問題点は、例えば、ほとんどの自己啓発書はもとの書物からの焼き直しに過ぎないなど、いろいろなところで指摘されているけど、一番の問題点は、あれは一時の効能に過ぎないということ。読んだ瞬間はやる気が出たり、自分にも出来るんだという気にはなるのだけれども、それも長くは続かず・・・さらにまた違う自己啓発書が欲しくなる・・・一種の麻薬のようなものだと思う。

 

まったく役に立たないのか・・・と言われると、それはそうでもないような気もするけれども、ほとんど役に立たないと思っても良いと思う。もちろん、ビジネスをはじめた初期の頃なんかは、そういったモノを読みあさっても良いかもしれないけれども、どこかで区切りをうたなくちゃいけないと思う。

 

ハマってしまうと大変だから。自己啓発書って一種の中毒性があるから。

 

でもそういった書物を読みあさる人は、それだけ向上心が強い方だと思う。だからちょっと、方向を修正させるだけで飛躍的に伸びる可能性が多いにある。

 

ビジネスなんてものすごく単純でようは「お金儲け」。そしてお金儲けをすることによって同時に「社会にも良い影響を与えていく」もの。社会に良い影響を与えるためには、お金が必要だし、お金儲けをしないと社会に良い影響を与えていくことが出来ない。この二つは2つでひとつのようなもの。

 

じゃあどうやってお金儲けをするの?と考えた時に、ビジネスモデルが必要となる。つまり、お金の流れを示すもの。どうやってお金を儲けていくのかという仕組み。それがビジネスモデル。

 

このビジネスモデルを間違えると、本当に儲からない。働いても働いてもお金が出て行ってしまう、自転車操業状態になる。それだけは避けなければならない。

 

これまたいろんなところで言われているけれども、今は、インターネットという道具を誰でも使いこなすことが出来る時代。だから、サイドビジネスやら副業やら、いろんなビジネスを個人でしやすい。

 

でも、簡単ではない。なぜか。参入しやすいということはそれだけ、ライバルが多いということ。簡単に参入できると言うのは本当は良くない。誰でも手軽にできると言うのは本当は良くない。

 

ここを勘違いするとやられてしまう。誰でも参入しやすいということはイコール、簡単ではないということ。それなりに頭を使う必要がある。難しくはないけど、簡単ではない。それがすべて。

 

一見簡単そうに見えるけれども、難しい。難しいけれども、簡単。その矛盾を超えていかなければならない。いろんな情報で溢れているけれども、大切なことはそんなに多くないと思う。これはぼくの経験からはっきり言える。

 

要点をつかめばものすごく簡単だ。それを人はコツをつかむとか、言うのかも知れないけれども・・・。

 

ぶっちゃけて言えば、後は運。やるだけやったら後は運に頼るしかない。これ、誰も言わないけど本当のこと。

 

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