私たちは普段、自分というものを隠すことに美徳を感じる傾向がある。
でも実は、その「隠された自分」の中にこそ、本当の自分がいることを私たちは知らない。
人には役割があって、それぞれが、それぞれのステージで様々な役割を演じているのが私たちの社会。
その役を演じることは私たちが、普段サラリーマンとして生きる上では非常に大事なスキルだったりする。
無理矢理自分の気持ちを押し殺して、上司の指示に従わなければならない。
でも副業の世界はそれとは真逆のスキルが必要になる。
それは自分を解放し思うがままに、自分というアクセルを思いっきり踏み込むスキル。これがなければおそらく副業に限らず、ビジネスは成功しない。
だからサラリーマンとして成功している人でも独立してうまく行くとは限らない。サラリーマンはどちらかというと耐えるスキルを学ぶ傾向が強いから。もちろん、どんなビジネスでも耐えることは大事ですが、そうではない。ビジネスをゼロから創り上げるためには、自分というアクセルをタイミングよくグッと踏み込むスキルが非常に大事です。
もちろん必要なスキルは、それだけではないけれども、その中でもこの「自分というアクセルを思いっきり踏み込むスキル」は上位に入るのではないかと思うくらい大事なスキル。
何かを伝えるとき、あなたの扱っている商品やサービスを紹介するとき。自分というアクセルを思いっきり踏み込まなければあなたの伝えたい相手にそれを伝えることは出来ない。
松浦弥太郎さんという方が非常に面白いことをいっているので下記に引用したいと思う。
自分というアクセルを思い切り踏んだらどんな文章が書けるんだろう、という興味がすごくあります。
それを実践するとき、ぼくはいつも誰かを思い浮かべます。
たとえば旅先で、隣に見知らぬ素敵な女性がいたら
「この人のために書いてみよう」と思うと、グッとアクセルが踏めるんです。
まさしくこれなんだよなぁと、感じたのでこの文章を書いてみた。
たった一人の誰かに思いっきりアクセルを踏み込んだ伝え方をする。すると不思議とその相手以外のひとにも伝わって、やがて大きくなって行きます。
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