【ブラック企業体験談】広がるクラッシャー上司による私への包囲網。

ここからブラック企業での私の転落が始まることになる。私の知らないところで置きた些細なミスにより、私は次第にクラッシャー上司に追い詰められていくこととなる。

 

しかもクラッシャー上司は私に直接言うのではなく、他の社員を利用して私に間接的に伝えるという手を使ってきた。何故なら白髪のクラッシャー上司が私に直接何かを話すと、すぐに副社長のシゲキに報告される為だ。そのためある程度の役職のついた者を仲間に付け、その役職者から私に伝えるという方策をとっていた。

 

そのようにして、クラッシャー上司から私への攻撃がはじまった。

 

それからというもの、ちょっとしたミスでもかこつけて、その役職者から間接的に私に指導が入るようになった。それは明らかにクラッシャー上司しか知ることの出来ない内容だった。その包囲網は取引先にも及び、私の動きに関する些細な情報でもクラッシャー上司のもとへと集まる体勢をつくりあげた。例えば仕事上どうしても取引先に確認し、内容を確認しなくてはいけないことがでてくる。

 

私以外からの問い合わせに関しては基本的にスルーなのだが、私が問い合わせた時だけ厳しくチェックが入るような体勢をクラッシャー上司はつくった。徹底的に監視するという方法だ。

 

そのため、仕事がやりにくくて仕方がなかった。どんなことでもクラッシャー上司に報告が入るため、うかつに問い合わせができなくなった。なぜなら、外部の取引先はすべてクラッシャー上司の味方であり、それは何故であるのかと言えば、基本的にクラッシャー上司によって主要取引先が決まるからだった。

 

つまりはどの商品を重点的に売っていくのか等は、外部に対しては全てクラッシャー上司の手に握られるようにみせている。前もかいたように、現実は、それぞれが好きなものを売っているだけなのだが、あくまで外部に対してはそういうことになっている。

 

お金がらみの引き合いがあるため外部取引先からすればクラッシャー上司と手を組んだ方が都合が良い。当たり前のことで、外部には社内の事情なんて一切関係ない。

 

しかし私も、これら一連の動きはクラッシャー上司からだということはわかってはいるものの、本当にクラッシャー上司からの提言なのか、証拠が無いため、どうすることもできない。

 

その後、私はどんどん追い詰められていくこととなる。

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