ブラック企業で働くと心身ともにつかれはて公私含め24時間干渉される。

ブラック企業の大きな特徴は3つあると前回も述べさせて頂いた。

 

ブラック企業の大きな特徴3つのまとめ。

 

1、経営者・上層部に起因する問題
2、組織の欠陥
3、給与・待遇の問題

 

そして、今回も上の項目の「2組織の欠陥」について話していくことになるのだが、ブラック企業の組織の欠陥には大きく分けて4つの問題がある。

 

2、組織の欠陥
・組織の硬直化
・問題行為の横行、上層部の自己保身が容易
・従業員への過重な負担
・従業員の対抗への封じ込め

 

ブラック企業で働くことの問題点は数知れないが、その中でも公私ともに1年365日24時間干渉されるということは大きな弊害のひとつだと思う。もちろんお互いが同意の上でそのような関係を築いていっているのならば別だ。

 

例えば設立間もない企業で、きっちり仕事とプライベートを分けて土日をしっかり休み仕事をするというのは不可能な話だと思う。そんなものは夢物語だと思うし、そんなことは現実あり得ない。設立したての会社は赤ん坊のようなもので少しでも目を離すとつぶれてしまう可能性が高い。だからこそ、そこで公私をはっきりと分けると言うのは無責任すぎるとも思う。

 

だから私の意見ではそう言った会社はブラック企業に含まれてはいない。必然的にそうならざるを得ないからだ。もちろん会社として人を雇い入れる前に説明をする責任はあると思うが、設立間もない会社は当然ながら土日返上当たり前、世間一般的に言えばどこもブラックだ。

 

しかしそれも従業員が増えてくるに従い、また設立してからの年数が増えるに従い対応は変わってくる。従業員何人以上、設立何年以上等、細かな部分での定義はないので何とも言いがたいところだが、対応していない会社はブラック企業と呼ばれて当然だと思う。

 

また今の時代FacebookをはじめとするSNSやLINEなどの存在は大きい。Facebookにより社外での交友関係や、今どこにして何をしているのかなど公私関係なくわかるようになってしまっている。よってプライベートと仕事との境界線が限りなくグレーになってしまっている。だから、それらを使い24時間干渉されるのであればもちろんアウトだと思う。

 

ようはお互いの信頼関係の問題でもある。お互いが納得の上でそれに合意しているかどうかなのだ。

 

従業員の対抗への封じ込め対策としては、私の就職したブラック企業では「風通しの良さ」という言葉に現れている。この「風通しの良さ」と言う言葉はやっかいなもので、非常にポジティブなイメージをまわりに与える。しかし、これは裏を返せば「何でも筒抜け」の文化だとも言える。

 

もうこれはひどいもので、大人の対応が全く出来なかった。例えば、大人ならば、一般的な社会人であれば「ここだけの話」や裏で「仕事上の根回し」をすることなどは物事を円滑に進める上では当然の行いだ。

 

だが私が就職したブラック企業では、なにもかもが筒抜け。まさしく「誰々ちゃんが、何何っていっていたよ」という小学生レベルの会話が繰り広げられる。それもちょっとしたことで上への報告はもちろん、ほぼ全ての従業員にまわる。オブラートに包むこともせず、「誰が」「何を」「どのように」いっていたのかがはっきりと伝わるのだ。

 

やりにくいったらありゃしない。もちろん経営陣はこれにより常に従業員を監視できるというメリットもあるのだろうが・・・。

4件のコメント

ほんとにこれ、やっかいですよね。私は2年前に会社を辞めましたが、いまだに私がなにかしらで不満を抱えてる(辞めた会社に対して不満なんて抱えてもいないのに)となぜか辞めた会社が手を出してくる。会社はそうした手法をとっていることに気付かれないように巧妙にネットワークを張っているようですが、私はもう会社によるものだということは丸分かりです。

私はもう、その会社の社員じゃないんですから、そうしたことはやめてほしいと私は切に願っている限りです。

wikipediaの「ブラック企業」の項目の中に、「プライベート(勤務時間外)での活動や人間関係を盾にした制裁や脅迫。」ということが書かれてましたが、私が受けたのはまさにそれです。

私はもう、その会社の社員じゃないんですから、そうしたことはやめてほしいと私は切に願っている。ただ、それだけです。

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