【ブラック企業体験談】マネジメントは一切出来ないが、プレーヤーとしては優秀なクラッシャー上司。

クラッシャー上司であるパワハラおじさんは確かに仕事ができる男だった。業界の事に関しては精通していたし、新商品であるにもかかわらずその商品に対してどうやったら市場に働きかける事が出来るのか等、即座にメーカーも顔負けな提案を思いついた。

 

しかし、一般的に言われているクラッシャー上司のように仕事をする上では優れた業務能力を持っているが、上司として持つと最悪で言葉の暴力、また時には殴る蹴るなどの暴力により次々と部下を潰していた。

 

特に論理的に人を責め立てる能力にはたけており、それは部下やクライアントに取引先メーカー対しても同様でどんなことでも口早にペッペッと物を良うことで業務に関しては的を得た質問、部下に対しては部下を戒め潰すための弁舌の能力を発揮していた。

 

自分の主張は絶対に正しいと思い込んでおり、よっぽどのことがない限り自分の意見を曲げる事はない。ちょっとでも反論しようものなら、さらに何も言い返す事が出来ないほどの勢いで論理的に捲し立て自分の意見を強引におしつける。

 

だから、クラッシャー上司の一人である、パワハラおじさんの部下になったら最悪で、強烈なプレッシャー、それにストレスに悩まされ次々と心を病み退職に追いやられていた。意見の食い違いがあろうと、一切譲歩をしない上に、自分の意見を一方的におしつける。こちらのいうことは一切の聞く耳をもたない。事実、私が転職したブラック企業の退職理由の9割型はクラッシャー上司によるものだった。

 

矛盾しているようだが、クラッシャー上司であるパワハラおじさんは、一般的に言われているクラッシャー上司と同様で会社で働くプレイヤーとしては極めて優秀で企業にとってはなくてはならない人物である事は間違いなかった。それに彼ら(クラッシャー上司)の言う事は論理的に正しい事が多い。だがそれは一人のプレイヤーとして、そして仕事上としてという部分で限定される。

 

私が転職したブラック企業のクラッシャー上司は、専門的知識や業務知識は豊富、さらに社外には仕事上有利な人脈を築いておりプレイヤーとしては非常に優秀な人材であった。しかし、部下を育てるマネジメントは一切出来ない。だから人を育てる事が出来ず、また人を育てる事が出来ないばかりではなく、部下をコマのように扱い次々と退職に追いやっていた。

 

つまりはプレイヤーとしては非常に優秀な人材ではあったのだがマネジメント能力は一切なく部下の指導や育成が全く出来なかった事が大きな特徴としてあげることができる。

 

クラッシャー上司とは極めて性格的矛盾を兼ね備えた人物であり、彼らを一言で説明するのは非常に難しい。

 

つづきはこちらから【ブラック企業体験談】クラッシャー上司の発言は経験や実績に裏付けされていることが多いため反論する事はできないという弊害がある

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