【ブラック企業体験談】ブラック企業では残業代なしは当たり前、タイムカードなど存在せずブラック企業での出退勤は全てExcelで管理していた。

私が転職したブラック企業ではタイムカードなど存在しなかった。大手企業以外の中小企業ならこれは当たり前のことかも知れない。何故なら大手企業のように従業員を管理する必要がないからだ。ではどのように管理していたのかというと、共有サーバーにあるExcelで管理していた。

 

Excel上に各自の名前と日付が入力されており、何時から何時まで出勤したと自己申告を行う。しかし残業代は一切でないので実質意味がない。しかも他人が操作することも可能なので、まるで意味をなさない。ただ入力するという無駄な作業が増えるだけで全く意味がない作業だった。恐らく何か問題が起きた時に証拠として提出するのだろうが、実際のところはわからない。

 

さらにその自己申告の出退勤についてもある日を境に20時上がりがマストとなり、よっぽどのことがない限り出退勤のExcel上のタイムカードは夜20時で切らなくてはならなく、名目上20時以降残ることが許されなくなった。これは一般的なタイムカードに置き換えて言えば20時でタイムカードを切るという意味合いに近いと思う。

 

しかし、それは単なる20時以降会社にいることが許されないというだけで実質ノートパソコンを支給されているので外でも仕事が出来る。当然20時までに仕事が片付くことはなく、真夜中2時過ぎまで、カフェなど外で仕事をすることになった。

 

ただ、幸か不幸かそんな20時以降会社に残ることが許されないというルールもすぐに反故になり、いつの間にか何事もなかったかのように会社に残ることになった。今振り返れば、この「決めごとが続かない文化」もブラック企業の大きな特徴のひとつだと思う。

 

さらに、残業代について言えば、一度、ブラック企業人事担当者である村田に確認したことがあるが、残業代の概念すらわかっていなくそもそも残業代を支払ったことなどないとの返答がかえってきた。

 

私が転職したブラック企業は創業数十年の老舗企業であるのだが、そもそも残業代を支払ったためしがないらしい。そのくせに1日休むとその休んだ1日分をどこかで補填しなくてはならない。インフルエンザになったのならもう大変。その分休日返上で働かなくてはならないという地獄のような日々が待っている。減給では対応できないことは以前伝えた通りだ。つまり正社員でありながら、まるでアルバイトのような扱いだった。

 

それに今思えば、一般的によくいわれるブラック企業ならではの、社員使い捨ての企業文化があった。

 

つづきはこちら【ブラック企業体験談】シュレッダーもなく顧客情報が外部へだだ漏れのブラック企業。

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