海都です。
書こうかどうか迷ったのですが騒動が
沈静化してきたこともありショーンK氏の
ことをここに書いていこうと思います。
実はぼくは一度だけある会社のイベントで
ショーンK氏にお逢いしたことがあります。
ぼくは失礼ながらお逢いするまでショーンK氏のことを
存じていなかったしどんな人なのかも知りません
でした。
お逢いした時の第一印象は
ものすごく聡明な方だなという印象を受けました。
ただよく言われているように、話が長い。
簡単な話を、ものすごく理屈っぽくいう方だな
と思ったことを覚えています。
しかも専門用語を交えて話をするものだから
段々わからなくなってくるんです。
一見するとものすごくそれっぽいことを
言っているようにみけるけれども、一方で
噛み砕いて解釈すれば常識的なことをいって
いるような・・・話をきいていてそんな感想を
ぼくはもっていました。
ただそれは、ぼくの理解力のなさからなのか
それとも、ぼくの知識や経験不足からくるもの
なのか・・・結局わかりませんでした。
ひとりでイベントに出席していた関係もあり、
周りの人にショーンK氏のことを訊くことも出来ず。
ただ、ぼくがこれまでお逢いした成功者と呼ばれる
人たち特有のオーラを持っていたのははっきりと
覚えています。
これは言葉では説明することが出来ないのですが
やはり努力して成り上がった人に共通してみられる
身体から発するみえない力のようなもの。
そういうものがぼくの目には感じられました。
だから今回の騒動を訊いてぼくは
「ウソだろ・・・」
と思いました。
ショーンK氏が・・・。
正直ぼくはショーンK氏のウソを見抜くことは
出来ませんでした。
これはぼくの力の無さなのでしょう。
人を見る目が無かったということ。
幸か不幸か、ぼくはショーンK氏と仕事で直接
関わったことがないものですから、ショーンK氏の
仕事ぶりははっきりいってわかりません。
でも多方から話を聞く限りではものすごく
熱心な方だということをちらほらとききます。
▼果たして現代において学歴とは何なのか。
学歴は関係ないと思います。
ぼくは大学を出ていますが、現在の大学
こと、日本の大学に関してはもう教育制度が
崩壊しているといっても過言ではないと思います。
それは大学の講義に出てみればわかります。
講義中にも関わらず、おしゃべりなんて日常茶飯事だし
ぼくは大学在学中後ろの方で講義をきいている生徒だった
のですがもうそれは本当ひどいものでした。
漫画を読む、いねむりをする、携帯をいじる、ゲームをする・・・。
それだけだったら人に迷惑がかからないからいいかも
しれません。
しかし、
信じられないことに授業中に普通の声で話したり
笑ったり、中には携帯で電話している人もいます。
だだっぴろい教室の中で真剣に講義を聴いているのは
最前列3列くらい。
それ以外は本当にみんなやる気がありません。
ぼくも人のことをいえた性質じゃないのですが
みんな大学に何しにきているんだろう・・・
そう思っていたのを覚えています。
ただ貴重な時間と数百万円のお金を払うことで
大学の修士課程を卒業したという証明書をもらい
たいから来ている。
それはつまり、就職に有利だから仕方なく
大学に来ていると言う人がほぼほぼ9割り型
なのではないかと思います。
おそらく大学としての教育の場として機能しているのは
ゼミくらいなものでしょう。
それ以外では大学教育はもう既に崩壊しています。
これはほとんどの大学で言えること。
ぼくは東大の講義は受けたことはありませんが
俗にいう早慶上智などの有名私立大学から、国立大学
にいたるまで潜りで講義をうけたことがあります。
が、結局どこも対して変わりません。
程度の差こそあれみんな単位欲しさに席に座り
出欠が終わると教室から出て行ったり、出欠を兼ねた
小テストが終わると途端にうるさくなったり。
状況はどこも一緒でした。
だからぼくは大卒、高卒、そんなのもう関係ないんじゃないか
と思うことが多いです。
確かに大学に入学するまでの試験のための学力は
持っているかもしれませんが大学入学後の4年間は
むしろバカになっていきます。
実社会で必要なスキルを何にも身につけることは
出来ません。
もちろん海外の大学教育はわかりませんが
日本の大学の教育制度はほぼ全滅だと思います。
(すべての大学、すべての講義をうけたわけではない
のでわかりません。確率論からぼくの主観的な意見を
いっています)
もちろんショーンK氏のしたことは許されることでは
ないと思います。
ショーンK氏のことを認めてしまうと現状
大学という場所が必要ないということにつながるからです。
そうなると至る所に影響が出てきます。
学費だけで、数百万円もだして大学に行き卒業の証明書
をもらう意義がなくなるわけですから、大学と言う場所の
存在意義を問われてしまうし、またそれに伴い大学の研究
期間の存在さえ危ぶまれていくでしょう。
そうすると長いスパンでみれば日本という国が
現代のグローバルな経済において国際競争力を
失うことにつながりかねません。
だから決して許してはいけないことだと思います。
でも、もういいでしょう。
あまりにもメディアが過熱しすぎて
なんというかショーンK氏のあら探しばかりしており
それをネタにして面白がっているようにしかおもえません。
次から次へと取材を重ね、どこまでもショーンK氏を
追い詰める。
ちょっとそれは違うんじゃないかなと思います。
そもそもそれを見抜けなかったメディアにも
責任があるのですから、報道をみていてなんだか
ショーンK氏を糾弾し報道することでメディアが責任逃れを
しているような印象をぼくは持ってしまいます。
面白おかしく話すのはいいでしょう。
ある一定の期間は。
ネタにするのも良いでしょう。
ある一定の期間は。
でも度を超えた報道をしすぎたとぼくは感じます。
数字がとれるからかもしれませんが、もっと他に
報道すべきことはたくさんあるはずです。
もっと大切なことがたくさんあるはずです。
ぼくはそう思います。
海都
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