海都です。
ぼくは個人的には世の中の様々な現象から
ビジネスを学ぶようにしています。
その中から学んだことで、
ぼくは非常に言いたいことがあります。
それは、否応無しに「環境のせいにするな!」
という世の中の風潮。
おいおい待てよと言いたいです。
確かに、全てが全て世の中や環境のせいにする
考え方は間違っています。
これは断言できます。
けれども、やっぱり環境が劣悪だと成長しないし
立派に育つことも出来ません。
これは自然の摂理だと思います。
▼所詮は確率論に過ぎない。
例えば草木や植物。
砂漠にはえることはないでしょう?
もちろん中には立派に成長する植物もいます。
でも多くの場合は成長することが許されず
息絶えていきます。
その環境にうまく適合した植物か
もともと耐性があった植物など、環境の変化を
理由としない生き方を出来る植物は中にはいます。
でも多くの場合は、立派に成長されることが
許されず息絶えていく。
ココで大事なのは、ほとんどのひとが
環境に適合できないんですよ。
そして残り数%の生き残った植物に
スポットライトがあたり・・・
「ほうら、生き残ることができただろ!
それは諦めなかったからだ!環境のせいに
しているやつはいつまでたってもぼくらの
ようになることができない!環境を言い訳に
しちゃいけないよ」
というわけ。
これはおかしな話です。
ワインにしても昔からワインの味わいは
その土地の風土であるテロワールがつくると
言われているし、その他の植物や草木だって
場所によっては全然育たないものもある。
例えば東京の風土でブドウから世界に負けず
劣らないワインをつくれと言われても無理な
話で、ほぼ100%に近い確立で失敗します。
テロワールがワインに適さないから。
だから、
それらを無視して全て「環境のせいにするな!」
というのは間違いだと思うのです。
所詮は弱肉強食。
強いものが発言に対する影響力を得て
弱きものが無視されるということでしょうか。
誰かのうたにもありましたが
優しい人にばかり 悲しみが降り掛かる
報われないことが ここには多すぎる
世の中。おかしな世の中です。
※歌詞は馬場俊英のスタートラインの一節です。
海都
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