本物に教わるということ。

海都です。

 

 

ぼくの教え子さんには必ずと言って

いいほどいっていることがあるのですが

それは出来るだけ「本物に触れよ」ということ。

 

 

なぜなら、

「本物」に触れないと「本物」を見分ける事が

できないばかりではなく、「本物」を知ること

ができないからです。

 

 

そして、多くの場合

「本物」を知らずして「本物」になることは

できません。

 

 

とはいいつつ、ヒト、モノに限らず「本物」には

滅多に出逢う機会はないのですが・・・。

 

 

だけど、出来るだけ視野を広げて

出来るだけ「本物」に触れるようにして下さい。

 

 

それはモノに限らず、サービス、そしてヒト。

すべての事に対して言えます。

 

 

例えば一流のホテルに泊まったり、

一流のレストランで食事をしたり、

一流の職人が仕立て上げた洋服を

着てみたり。

 

 

そういうことをして下さい。

そこから学べる事は非常に多いです。

 

 

レストランなんて高くても数万円でしょう。

数万円の食事・・・そこには本物があります。

 

 

何故意識的に行なう必要があるのかと言えば

今の時代、本物か偽物か、その境界線が

非常に曖昧になりつつあります。

 

 

「偽物」のことを「本物」だと信じ込んでいたり

「本物」の事を「偽物」だと信じ込んでいたり、

今の時代は、いろんな情報が錯綜しているため

見分けがつかなくなる事があります。

 

 

だからこそ、それを見定める目と言うのは

ある意味必要なのです。

 

 

ぼくは昔ながらの製法でものづくりをする

伝統工芸品が好きで様々な職人を訪ねて

渡り歩いているのですが、職人の方が口を

そろえて言うのは、今の人は本物を知ら

ないということ。

 

 

もちろん、今出回っている様々な製品が

本物か偽物かと言ったら、製品的には本物

になるのでしょう。

 

 

しかし例えば多くの場合伝統工芸品としての

名前を持ったそれというのならば話は違ってきます。

 

 

でも残念ながら、名前をもったそれが偽物となり

もともと名前をもたなかったそれが、その名前に

代えられ、本物となってしまっている現実があります。

 

 

特に日本人に言える事なのですが、

今の時代は、ブランド、肩書き、権威など

マーケティングが優先され作為的に情報を

ねじ曲げられ、いわゆる「ブランド化」を

はかる動きがあります。

 

 

別にそれが必ずしも悪いと言うわけではありませんが

そもそもその商品の企画をした担当者が本物かどうか

を見分ける事が出来ない場合、間違ったメッセージと

なります。

 

 

そして権威を利用した上で謝ったメッセージを市場に

流す。

 

 

そうするとどうでしょう。

 

 

権威あるひと、権威あるもの、そのブランドが信じられる

ことで不幸にも「本物」は「偽物」となっていきます。

 

 

そして大多数のヒトから指示される事で

「偽物」は「本物」になっていきます。

 

 

そういうことが日常的に怒っているのが私たちの世界だと

いうことです。

 

 

情報が意図的に操作されている世界に私たちは生きている。

 

 

権威が必ずしも正しいとは限りません。

でも私たちは無条件に権威を信じます。

 

 

「あの人の言う事だから間違いない」

「あの人のいうことは本物だ」

「あの人の言う事以外は偽物だ」

 

 

そうなっていきます。

 

 

これは非常に危険な事だとぼくは思うのです。

よく言われていますよね。「常識を疑え」と。

 

 

これはそう言う意味でもある。

 

 

だから本物に触れる事で、本物を養う目を学ぶ。

ぼくから学んでいるあなたには是非、そういう

物事の本質を見定める目を持ってほしいと思っています。

 

 

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海都

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